インプラントの治療費の相場はいくら?高額な理由と費用を抑える方法も

2026年02月13日(金)

こんにちは。大津市一里山にある歯医者「かながわ歯科医院」です。

インプラントの治療費のイメージ

インプラント治療は、歯を失った際の機能回復や審美性の向上を目的として行われる、人工歯根を埋め込む治療法です。しかし、治療費が高額であることが多く、特に保険が適用されないケースでは懸念を抱く方も多いでしょう。

では、インプラントの治療費の相場はどのくらいなのでしょうか。また、高額になる理由や費用を抑える方法についても気になる方が多いでしょう。

この記事では、インプラント治療の費用の相場について解説するとともに、高額になる理由や費用を抑えるための工夫についてご紹介していきます。ぜひ参考にしてください。

インプラント治療の相場

インプラント治療の相場を伝える女性

インプラント治療にかかる費用は、一般的に1本あたり30万〜50万円程度とされています。治療内容には、インプラント体の埋入手術、人工歯(上部構造)の作製と装着、検査や診断などが含まれるのが一般的です。

ただし、患者さまの口腔内の状態や求める審美性、使用する材料によって費用は大きく変動します。前歯は審美性を重視することが多く、費用が高くなる傾向があるでしょう。奥歯の場合、あまり高い審美性は求められないので、費用を抑えられる可能性もあります。

インプラント治療は基本的に自由診療で、歯科医院ごとに使用する素材やアフターケアの体制などが異なります。そのため、複数の歯科医院で説明を受けたうえで、総合的に判断することが大切です。

インプラント治療が高額なのはどうして?

インプラント治療が高額なのはなぜか考えるイメージ

インプラント治療が高額な背景には、いくつかの明確な理由があります。以下で順番に解説していきます。

保険が適用されない自費診療だから

インプラント治療が高額な理由のひとつに、保険が適用されない自費診療であることが挙げられます。日本の公的医療保険制度では、基本的に必要最低限の機能回復を目的とした治療のみが保険適用の対象となります。

入れ歯やブリッジであれば保険の範囲で一定の治療ができますが、インプラントはより高い審美性や快適性を追求する自由診療とみなされ、原則として患者さまが治療費を全額自己負担する必要があるのです。そのため、治療費が高額になる傾向があります。

なお、事故や病気によって顎の骨が大きく欠損したケースなど、極めて限られた条件下では保険適用となることもありますが、一般的な虫歯や歯周病による欠損では対象外です。

高度な技術と精密な治療が必要だから

インプラント治療は、非常に高い専門性と精密な技術が求められる医療行為です。顎の骨に人工歯根を埋め込む外科手術は、骨の厚みや神経の位置を正確に把握したうえで行う必要があり、歯科医師には豊富な経験と高度な知識が求められます。

精度の高い治療を行うためには、CTスキャンや3Dシミュレーションといった先進的な機器を活用する必要があります。手術の安全性を高めたり、患者さまの不安や負担を軽減したりするために、静脈内鎮静法や全身麻酔を選択する場合もあり、これらには専門の設備とスタッフが必要です。

さらに、歯科衛生士や歯科技工士など多職種の連携によるチーム医療が実践され、患者さまにとってより精度の高い治療を提供できる体制が整えられています。こうした多面的な技術力と環境整備が、治療費に反映されているといえます。

高品質な素材を使用するから

インプラント治療で使用される素材は、体内に埋め込む性質上、高品質なものでなければなりません。特に多く用いられているのがチタンであり、生体親和性が非常に高く、骨としっかり結合する性質を持っています。また、耐久性や耐食性にもすぐれており、長期間の使用にも耐えられることが特徴です。

人工歯の部分には、セラミックなどの金属アレルギーが出ず、見た目が美しい素材を使用することが多いです。これらの素材は、そもそもが高価なため、素材にかかる費用も治療費に反映されます。

安全性・耐久性・審美性のすべてを満たすための高品質な素材の採用が、インプラント治療費が高額になりやすい理由の一つです。

メンテナンスと保証が含まれるから

インプラント治療にかかる費用には、治療後のメンテナンスと、トラブル時の保証制度が含まれていることが多く、その分治療費が高額に設定されています。保証期間は一般的に5〜10年で、脱落・破損などのトラブルが発生した際に、再治療や部品の交換を無償または低額で対応してもらえる仕組みです。

ただし、保証を受けるためには、3~6カ月ごと、または年に1~2回の定期メンテナンスの受診が条件になっているケースがほとんどです。定期的にインプラントや周囲の状態をチェックし、必要に応じて清掃や調整を行うことで、長期間インプラントの安定を維持できるようにしています。

こうした手厚いアフターケアが治療費に含まれていることを理解しておくと、高額な理由にも納得がいくかもしれません。

インプラント治療の費用を抑える方法

インプラント治療の費用を抑えるイメージ

インプラント治療は高額になりやすいですが、いくつかの工夫をすることで費用を抑えられる場合があります。ここでは、無理なく治療を進めるためのポイントを紹介します。

カウンセリングを利用する

インプラント治療を受ける前に、カウンセリングを活用しましょう。多くの歯科クリニックでは、治療前に相談できる機会を設けています。

無料〜1万円程度の費用がかかりますが、このカウンセリングでは、治療内容や費用、期間、患者さまの不安や疑問に対して、歯科医師が時間をかけて丁寧に説明してくれます。また、レントゲン撮影や口の中の状態のチェックを行い、患者さまに合った治療計画を提案することもあります。

相談時間は通常30〜60分程度で、強引に治療を勧めることはありません。治療開始前に、自分に本当に必要な治療なのかを判断する材料として、こうしたカウンセリングを利用することは非常に有益です。

複数のクリニックで見積もりを取る

インプラント治療は保険が適用されない自由診療のため、歯科医院によって価格に差があります。そのため、複数のクリニックで見積もりを取ることは、費用を抑える上で非常に有効な手段です。

治療内容が同じでも、手術費用や上部構造の金額が異なり、総額で大きな差が出ることがあります。また、金額だけでなく、治療方針や説明の仕方、設備、医師の対応なども比較することで、自分に合ったクリニックを選びやすくなります。

費用面だけでなく、信頼できる治療環境を選ぶことが、納得のいく結果につながります。

医療費控除を活用する

インプラント治療は保険適用外ですが、条件を満たせば医療費控除の対象になります。医療費控除とは、1年間に支払った医療費が一定額を超える場合に、確定申告によって所得税や住民税の還付を受けられる制度です。

たとえば、1月1日から12月31日までに支払った医療費が10万円を超えた場合(総所得金額が200万円未満の方は5%を超えた場合)、支払った金額から控除額を差し引いた分が戻ってくる仕組みです。インプラントも、治療を目的としたものであれば対象に含まれるため、高額な費用の一部を軽減することが可能です。

申告の際は領収書や明細書などが必要になるため、治療のたびに記録を保管しておきましょう。

保証制度やメンテナンスを確認する

インプラント治療後に不具合が起きた場合、再治療や修理に追加の費用が発生する可能性があります。そうした備えとして、保証制度を設けている歯科医院は多くあります。

インプラント本体の脱落や破損、上部構造の修理・交換などが対象となり、保証制度を利用すれば、費用負担を軽減できる場合があります。ただし、保証を受けるには定期的にメンテナンスを受けることや、医師の指示に従うことなどの条件があります。

これらの条件を満たさない場合、たとえ保証期間内であっても補償対象外になることがあるため、契約時に保証の内容と条件を必ず確認しておきましょう。

まとめ

インプラントにした歯を確認する笑顔の女性

インプラント治療は高額な費用がかかりますが、その背景には高度な技術や高品質な素材、手厚いメンテナンス体制などがあります。自由診療であるため費用は歯科医院によって差があるものの、医療費控除を活用したり、複数のクリニックで見積もりを取ったりすることで経済的負担を軽減できる可能性もあります。

高額だからと躊躇せず、自分に合った治療法かどうかをしっかり見極めることが、後悔しないためには何より大切です。

インプラント治療を検討されている方は、大津市一里山にある歯医者「かながわ歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、できるだけ「削らず、抜かず、無痛」の治療を意識し、健康な歯を残すことを追求しております。一般歯科だけでなく、インプラント治療や矯正治療、お子さまの診療にも力を入れています。

当院の診療案内ページはこちらWeb予約も24時間受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

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