こんな人は要注意?歯周病になりやすい人が持つ共通点

2026年02月06日(金)

こんにちは。大津市一里山にある歯医者「かながわ歯科医院」です。

注意を促すイメージ

歯周病は、年齢や性別に関係なく多くの人に見られる口腔内の慢性疾患です。

初期段階では症状に気づきにくいため、知らず知らずのうちに進行してしまうことも少なくありません。気がついたときには歯茎が下がっていたり、歯がぐらついたりと、取り返しのつかない状態になっていることもあります。

このような歯周病を未然に防ぐためには、日々のケアはもちろんのこと、どのような人が発症しやすいのかを知ることが重要です。

本記事では、歯周病の基本的な知識から、なりやすい人の特徴、そして予防のためにできることまでを詳しく解説します。自身の健康状態を見つめ直すきっかけとして、ぜひ参考にしてください。

歯周病とは

歯周病で腫れた歯茎

歯周病とは、歯を支えている歯ぐきや骨などの組織が、細菌によって炎症を起こし、次第に破壊されていく病気です。

最初は歯ぐきが赤く腫れたり、歯みがきのときに出血したりといった症状から始まりますが、進行すると歯を支える骨が溶けていき、最終的には歯が抜け落ちることもあります。自覚症状がないまま進行することが多いため、知らないうちに重症化しているケースも少なくありません。

また、歯周病は口の中だけの問題にとどまらず、近年では糖尿病や心疾患、誤嚥性肺炎など、全身の健康とも深く関わっていることがわかってきています。そのため、早期発見と予防がとても重要な病気なのです。

歯周病になりやすい人の共通点

ストレスを抱えるイメージ

歯周病は誰にでも起こり得る病気ですが、実はかかりやすい人にはいくつかの共通する特徴があります。

歯磨きが不十分な人

歯磨きは毎日の習慣ですが、時間をかけていても汚れがきちんと落ちていないことがあります。とくに、歯と歯茎の境目や奥歯の内側などは磨き残しが起きやすい場所です。こうした部分に歯垢がたまると、細菌が増えて歯茎が炎症を起こしやすくなります。

また、力を入れすぎた磨き方や、毛先の開いた歯ブラシの使用も、歯茎を傷つけたり清掃効果が弱くなったりする原因になります。正しい方法で丁寧に磨くことができていないと、気づかないうちに歯周病のリスクが高くなることがあります。

日々の歯磨きの質を見直すことが、歯と歯茎を健康に保つ第一歩になります。

喫煙習慣がある人

タバコを吸う習慣がある人は、歯周病のリスクが高くなることがわかっています。喫煙によって血流が悪くなり、歯ぐきに必要な酸素や栄養が届きにくくなるためです。その結果、歯周病菌に対する抵抗力が低下し、炎症が起こりやすい状態になります。

また、喫煙者の場合、歯ぐきの腫れや出血といった歯周病の初期症状が出にくくなることも問題です。見た目では気づきにくいため、悪化してから発見されるケースも少なくありません。

ストレスが多い人

現代社会において、ストレスは多くの健康問題の引き金となりますが、歯周病もその一つです。過度なストレスは自律神経やホルモンバランスに影響を与え、免疫力を低下させることがあります。

免疫の働きが弱まると、歯周病菌に対する抵抗力が下がり、炎症が起こりやすい状態になります。また、ストレスによって睡眠不足や食生活の乱れが生じれば、さらにお口の健康が損なわれる原因となります。

さらに、ストレスの影響で歯ぎしりや食いしばりが増えると、歯ぐきや歯に過度な負担がかかり、歯周組織のダメージが進行する可能性もあるのです。ストレスをためこまない生活習慣を意識し、心身のバランスを整えることが、歯周病予防にもつながります。

糖尿病を患っている人

糖尿病は、血糖値が高くなる病気ですが、歯周病との関係が深いことが知られています。

糖尿病の人は免疫力が低下しやすく、細菌に対する抵抗力が弱まるため、歯ぐきが炎症を起こしやすくなります。また、歯周病が悪化すると、インスリンの働きが妨げられ、血糖値のコントロールが難しくなることもあるのです。

糖尿病と歯周病はお互いに悪影響を及ぼし合う関係にあるため、両方のケアが重要です。

歯ぎしりの癖がある人

寝ている間や集中しているときなどに、無意識に歯を強く噛みしめる癖があると、歯や歯茎に過度な力が加わります。この強い力が繰り返されることで、歯を支えている組織に負担がかかり、歯茎が炎症を起こしやすい状態になるのです。

歯ぎしりには音が出るものもあれば、静かに歯を食いしばるだけのタイプもあり、本人が自覚しにくい場合もあります。朝起きたときに顎が疲れている、歯がすり減っているといった症状がある場合は、歯ぎしりが関係している可能性があります。

食生活が乱れている人

甘いお菓子や砂糖を多く含む飲み物を頻繁にとる習慣があると、口の中が酸性に傾きやすくなり、細菌が増えやすい環境になります。また、野菜や栄養バランスのとれた食事が不足していると、歯ぐきの抵抗力も弱まり、炎症を起こしやすくなります。

特にビタミンCは歯ぐきの健康を保つために欠かせない栄養素で、これが不足すると歯周病の進行が早くなる傾向があります。口の中の状態は食生活とも深くつながっているため、毎日の食事に気を配ることが、歯ぐきの健康を守るうえでも大切です。

歯周病を予防するために心がけること

歯の検診を受けるイメージ

歯周病は、日々の生活習慣を見直すことで予防が期待できる病気です。ここでは、口の中の健康を守るために意識したい具体的な行動について、わかりやすく説明します。

正しい方法で歯磨きをする

毎日歯を磨いていても、その方法が正しくなければプラークを十分に取り除くことはできません。

歯と歯ぐきの境目にブラシの毛先を45度の角度で当て、小刻みに動かしながら磨くことで、歯周ポケットの中にある汚れを効果的に落とせます。また、1本ずつ丁寧に磨く習慣をつけましょう。

磨く力が強すぎると歯ぐきを傷つける原因になるため、軽い力でやさしく磨くことも大切です。

定期的に歯科検診を受ける

歯周病は初期段階では自覚症状が少ないため、気づかないうちに進行していることがあります。定期的に歯科医院で検診を受けることで、歯垢や歯石の除去、歯ぐきの状態チェックが行われ、問題を早期に発見・対処できます。

歯科検診では歯周病のリスク評価も行われ、必要に応じてブラッシング指導や生活習慣の見直しも提案されます。定期的な受診は、自分では気づきにくい歯周病を防ぐために欠かせない習慣です。

喫煙習慣を見直す

喫煙は歯周病の最も大きなリスク要因の一つとされています。たばこに含まれる有害物質は血流を悪化させ、歯ぐきの免疫力を低下させます。そのため、歯周病菌に感染しやすくなるだけでなく、治療をしても治りにくい状態になるのです。

喫煙をやめることで、歯ぐきの状態が改善しやすくなり、再発リスクも軽減されます。歯周病を本気で予防・改善するには、禁煙が欠かせないポイントです。

食生活を改善する

歯周病を防ぐには、毎日の食事内容にも気を配ることが大切です。糖分の多い食事ばかりだと、口の中で細菌が繁殖しやすくなり、歯ぐきの炎症を引き起こす原因になります。また、栄養が偏ると、体全体の免疫力が下がり、歯周病への抵抗力も弱まってしまいます。

カルシウムやタンパク質、ビタミンC、食物繊維などをバランスよくとることで、歯や歯ぐきの健康を保ちやすくなります。野菜や魚、乳製品など、栄養豊富な食材を意識して取り入れましょう。

ストレス管理を行う

ストレスは体だけでなく、口の健康にも悪影響を及ぼします。強いストレスが続くと免疫の働きが弱まり、歯周病菌に対する抵抗力も低下します。また、ストレスが原因で歯ぎしりや食いしばりが起こると、歯や歯ぐきに余計な負担がかかり、歯周病が進行しやすくなります。

そのため、ストレスをため込まないように、適度な運動や趣味の時間、十分な睡眠を心がけることが大切です。リラックスできる時間を意識的に作ることで、心身ともに健康な状態を保ちやすくなります。

歯ぎしりの癖を改善する

歯ぎしりや食いしばりの癖は、気づかないうちに歯や歯ぐきに強い負担をかけています。このような力が加わると、歯を支える骨が損傷を受けやすくなり、歯周病が悪化する要因となります。眠っている間に歯ぎしりをしている場合は、自分ではなかなか気づきにくいため注意が必要です。

歯科医院でマウスピースを作り、就寝中に装着する方法があります。歯ぐきを守るだけでなく、歯のすり減りを防ぐことにもつながります。ストレスが原因となっていることも多いため、日々の生活のなかでリラックスする時間を持つことも心がけましょう。

まとめ

しっかり歯磨きをして歯周病予防をする女性

歯周病は、気づかないうちに進行することが多い病気ですが、生活習慣を見直すことで予防につなげることができます。歯磨きの仕方や食事の内容、喫煙、ストレス、そして定期的な検診など、日々の行動が歯茎の健康に大きく関わっています。

歯周病は歯を失う原因になるだけではなく、全身疾患に影響を及ぼすこともあるため、予防することが大切です。将来も自分の歯でしっかりと生活を楽しむために、今できることから始めてみましょう。

歯周病の症状にお悩みの方は、大津市一里山にある歯医者「かながわ歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、できるだけ「削らず、抜かず、無痛」の治療を意識し、健康な歯を残すことを追求しております。一般歯科だけでなく、インプラント治療や矯正治療、お子さまの診療にも力を入れています。

当院の診療案内ページはこちらWeb予約も24時間受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

かながわ歯科医院

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